代表理事 ご挨拶

金子  博
金子 博

   背丈が普通の人の2倍、3倍の人はいるでしょうが、10倍の人はいないでしょうし、なれないでしょう。しかし本人の努力次第で「人間の度量」として,常人の100倍、1000倍の人になれるでしょう。その究極で、本物の「出来た人」とはどんな人でしょうか?

   私は皆様と共にこの大學で学ぶことで、”友人に、上司に、部下に、先輩に、後輩に、孫達に、子供達に、家内に、笑われ、馬鹿にされ、騙され、損をし、嫌がられても、”全てを受け入れることの出来る人”になりたいと思っています。心がおおらかになると、他人が私をどう思うかは問題ではない、自分が他人をどう見るかが大事ですよと言える、余裕の生き方が出来る人を創る場を提供したい。全てを受け入れ、元気で「腹八分目の人生」を明るくほがらかに、飄々と笑顔一杯で楽しく生きる人を輩出したいのです。

   私は昭和4年に東京新宿区淀橋で生まれた元韓国人で、昭和53年に日本に帰化してしております。職歴は31種類を経験しております。現在は、ホテルサンルート白河、ホテルプレザント白河、波動浴株式会社グー・チョキ・パー等々の経営から退き、今が一番若いので毎日を楽しんでいます。しかしながら、第一線を退いてから、自分自身の我儘と自分の会社の為に、今日まで82年もの長きにわたりお世話になったこの福島の地に、自分なりのお返しの人生を生きたいと心がけてまいりました。その延長線上に湧き上がったひとつの構想が”大學設立そして人創り”であったのです。

【絆】にありがとう!でも、・・・・・・・。

   あの大震災以来「絆」という言葉が叫ばれてから既に1年以上が経過しました。遠い昔に忘れ去られたと思われていた「絆」という

   言葉、被災地はこの全国の、全世界の絆のお蔭でなんとか生延びることが出来ました。本当にありがとございました。

   その一方で、絆と言っていながらガレキ処理を拒否する人々、保証金や絆に頼りすぎて働く意欲を無くした人々、絆を商売にしてい

   る人達の噂を耳にすると、なんともやりきれない気持ちがわいてきます。

   また、この福島の地で、福島の復興と再生に自らの生涯をささげたい、という若人の言葉は、我々と福島の未来に大きな希望を与え

   てくれます。

   そこで、我がグー・チョキ・パー大学は、この厳しい環境下で【絆】を合言葉に支えて下さっている全国のそして全世界の心ある

   人々に感謝申し上げるとともに、絆や保証金に頼って働く意欲を無くし、自らが勤務していた工場をやめていく人々に考え直してい

 ただきたいのです。

   我々福島県民は、絆を合言葉に我々を支えて下さった数多くの人々の思いに応える為にも、自らが、自らの知恵と、自らの力で、若

 人のお手本になるように、率先して福島の復興と再生に尽力すべきではないか!

   福島グー・チョキ・パー大学は、そうした思いを強く抱く人々を結集し、我々凡人の及ばぬ叡智を学ぶことで、「心の復興」に、故

 郷の再生に寄与できるのではないか!と考えました。

                                                        金子 博 

経歴

1929年        東京都新宿区に生まれる

1932年        母親と韓国に帰省、1949年再度来日する

1953年        東京電気大學  中退

1978年        韓国から日本に帰化

1982年        白河ロータリークラブ入会

1996年        白河市民生児童委員  白河ロータリークラブ会長

1997年        東京電機短期大学(現在は東京電機大学に統合)卒業

2000年        白河市愛の基金運営委員

2002年        福島県倫理法人会会長に就任

2004年        倫理経営インストラクター

2005年        福島県倫理法人会  相談役

○現在は、韓国釜山経商大学名誉客員教授、高麗大学名誉教授として活躍する傍ら、再生可能エ

   ネルギーとしての地中熱の住宅産業への利用に関する実用新案を取得、実験・研究に邁進中。 

講演実績

○各種経済団体、全国各地の倫理法人会に於いて経営講演会と各地の経営者の会で講演を22年間に渡り実施。
○全国各地のロータリー記念大会・例会、ライオンズクラブの記念大会・例会など多数。
○福島県南地方小中学の校長会の勉強会において、初任者の勉強会で6年間一緒に勉強をする。
○福島県内は勿論・埼玉県の埼玉中学から始め、各地の小学・中学・高校・夜間高校、各PTAにて講演。
○具体的には日本大学藤沢校・郡山校、東京電機大学、韓国の釜山の経
商大学、ソウルの高麗大学、延世大学などで講演。

主な著書

【空を仰いで考えた】(致知出版)

【誰のためでもなく 韓国系日本人として生きる】(三一書房)

【人生はグー・チョキ・パー】(文芸社)